目次
- 1 Q1:腰が痛いです。原因は何ですか?
- 2 Q2:腰痛は放置しておけば治りますか?
- 3 Q3:整骨院で腰痛は診てもらえるのでしょうか?
- 4 Q4:どのような治療法ですか?
- 5 Q5:整骨院でレントゲンは撮ってもらえますか?
- 6 Q6:腰痛にマッサージは有効ですか?
- 7 Q7:電気は当てた方が良いですか?
- 8 Q8:腰痛なのですが、ストレッチはしても良いですか?
- 9 Q9:腰痛になってしまったのですが、冷やしたほうが良いですか?
- 10 Q10:慢性的な腰痛にもアイシングは有効ですか?
- 11 Q11:腰痛になってしまいました。自宅でのケアを教えて下さい。
- 12 Q12:慢性的な腰痛です。どうしたら良いですか?
- 13 Q13:仕事中にギックリ腰になってしまいました。どうしたら良いですか?
- 14 Q14:腰痛になった場合、コルセットは必要ですか?
- 15 Q15:腰が痛くて眠れないときがあります。痛み止めは飲んでも良いですか?
- 16 Q16:毎年ギックリ腰になってしまいます。改善策を教えて下さい。
- 17 Q17:小学生の子供が腰が痛いと言っています。どうしたら良いですか?
- 18 Q18:高齢の祖母が転倒して腰が痛いと言っています。どうするべきでしょうか?
- 19 Q19:病院で腰痛は治らないと言われました。整骨院で診てもらうことはできますか?
Q1:腰が痛いです。原因は何ですか?
A1:腰痛といっても症状はさまざまです。
大きく分けて、原因がはっきりとしている特異的腰痛と、原因がはっきりしていない非特異的腰痛に分けられます。
特異的腰痛には腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などが挙げられますが、腰痛を抱えるほとんどの方は原因がはっきりとしていない非特異的腰痛だと言われています。
非特異的腰痛の原因は、姿勢や、日常生活の悪い癖などが関係していると言われています。不良姿勢や日常生活での悪い癖が、筋肉や関節に過度な負担をかけ、痛みとして発生しています。
Q2:腰痛は放置しておけば治りますか?
A2:人間には誰でも『自然治癒力』というものが備わっています。
しかしそれが放置しておけば治るということではありません。適切な治療を行わないと再発のリスクが高まったり、すぐ治せるものが慢性化してしまったりというリスクがあります。
放置はせず、必ず専門家である柔道整復師の先生に診てもらうようにしましょう。
Q3:整骨院で腰痛は診てもらえるのでしょうか?
A3:はい、可能です。
整骨院では、柔道整復師という国家資格を持った有資格者がしっかりと腰痛を診てくれます。
整骨院では、丁寧なカウンセリングから始まり、腰痛がなぜ起きているのか、どの筋肉、関節が痛みを起こしているのかをはっきりさせ、適切な治療法を提案してくれるので安心です。
Q4:どのような治療法ですか?
A4:基本的には手技療法(マッサージ、筋肉調整など)、物理療法(電気治療、超音波治療、アイシングなど)、運動療法(ストレッチ、エクササイズなど)の中から、腰痛の症状や程度に合わせて適切な方法を選び行います。
中には電気治療が苦手な方などもいらっしゃいますが、我慢して行う必要はありません。苦手な方は柔道整復師の先生に相談してみましょう。
Q5:整骨院でレントゲンは撮ってもらえますか?
A5:整骨院でレントゲンを撮影することはできません。
レントゲン等の画像診断を希望する場合は、病院へ受診しましょう。どこの病院に行けば良いのかわからない方は、まず整骨院へ行き相談をしましょう。近隣の病院の紹介状を書いてくれるかもしれません。
Q6:腰痛にマッサージは有効ですか?
A6:症状によりますが、とても有効です。
しかし、ギックリ腰のような急性的なケガで、炎症を起こしているようなものに関しては、マッサージをしてしまうと逆に症状が悪化してしまう可能性が高いです。
腰が痛いからといって近くのマッサージ屋さんや整体院でマッサージを受けるのはとても危険です。
万が一腰を痛めてしまった場合は、整骨院や病院などに受診し適切な処置を受けましょう。
Q7:電気は当てた方が良いですか?
A7:電気治療は腰痛にとても効果的です。
電気治療にもさまざまな種類があり、ビリビリ感じるものもあれば、何も感じない微弱な電流もあります。
マッサージと同様、症状によって電気治療が効果的か、悪化させてしまう可能性があるのか等が決まってくるため、一概に『腰痛には電気治療をするべき』とは言えません。
Q8:腰痛なのですが、ストレッチはしても良いですか?
A8:筋肉の硬さが原因で痛みが出ている腰痛に対しては、ストレッチはとても有効です。
硬くなった筋肉は、ストレッチやマッサージをして柔軟性を取り戻す必要があります。
ただし、炎症期の筋肉を無理やりストレッチしてしまうと、痛みが増してしまう可能性が高いため注意しましょう。
整骨院に通院されている方であれば、ストレッチをしても良いタイミングを柔道整復師の先生に確認すると良いでしょう。
Q9:腰痛になってしまったのですが、冷やしたほうが良いですか?
A9:ズキズキする痛みなど、急性期の腰痛であればアイシングは有効です。
アイシングには血管を収縮させる効果があり、痛みや腫れを最小限に抑える効果が期待できます。
運動中や日常生活で腰を痛めてしまった時、整骨院に行くまでに時間が空いてしまう場合は家にある保冷剤や氷嚢を使用し、患部をアイシングしておきましょう。
セルフでアイシングをしておくことによって、腰痛の予後は大きく変わってきます。
Q10:慢性的な腰痛にもアイシングは有効ですか?
A10:炎症症状が起きる急性的な腰痛に比べて、慢性的な腰痛は血行不良によって筋肉が硬くなることによって痛みが発生します。そのため、アイシングよりも温めてあげるほうが効果的な場合が多いです。
温めてあげることにより、血管が拡張され、結果として血行不良が改善されます。
Q11:腰痛になってしまいました。自宅でのケアを教えて下さい。
A11:腰痛になってしまった際の自宅でのセルフケアとして代表的、かつ効果的なものとして、アイシング、温め、ストレッチ、セルフマッサージなどが挙げられます。
ただし、炎症症状が起きていて痛みの強い箇所の温めやマッサージ、ストレッチは逆効果となってしまう場合があるため、一度整骨院を受診し、ストレッチ等を行っても良いのか確認を取りましょう。
整骨院の通院に加えて、自宅でのセルフケアができればケガの回復スピードも上がるためおすすめです。
Q12:慢性的な腰痛です。どうしたら良いですか?
A12:まずは、『なぜ』痛みが出ているのか、『どこ』に痛みが出ているのかをはっきりとさせる必要があります。
どのような腰痛でも、ほとんどのケースは予後が良好で、治る腰痛ばかりです。
慢性症状だからといって諦めず、一度整骨院に受診し状態を確認してもらいましょう。
Q13:仕事中にギックリ腰になってしまいました。どうしたら良いですか?
A13:ギックリ腰になってしまった場合、多くのケースで患部に炎症症状が起きています。自己判断でマッサージやストレッチをしてしまうと症状を悪化させてしまう恐れがあるため、なるべく早く整骨院に受診するようにしましょう。
整骨院は、整形外科などの病院と違って夜遅くまで診療しているところも多いため、仕事後でも安心です。
Q14:腰痛になった場合、コルセットは必要ですか?
A14:腰痛全般にコルセットが有効なわけではありませんが、急性的な腰痛に対してはとても有効です。
骨盤を安定させる、無駄な動きを制限するといった意味では、コルセットやサラシはとても重要な役割を果たしてくれます。
ドラックストアやネット通販などでも購入できますが、整骨院でも購入することが可能です。試着や付け方の指導などもしてくれるため、希望する方は一度整骨院へ足を運んでみてください。
Q15:腰が痛くて眠れないときがあります。痛み止めは飲んでも良いですか?
A15:はい、大丈夫です。
薬に頼るのはよくないと言われていますが、痛みが強く眠れない程度でしたら、飲んでいただいても大丈夫です。
痛み止めでその場の痛みを凌ぐということを長期間続けるのはよくありません。これは対症療法でしかないため、完治は見込めませんが一時的な痛みを緩和させるための痛み止めは有効です。
Q16:毎年ギックリ腰になってしまいます。改善策を教えて下さい。
A16:毎年同じ時期にギックリ腰になる、いつも同じ作業をすると腰を必ず痛める、など、腰痛は一度なると癖になると言われています。
しかし、ほとんどのケースで改善方法があり、しっかりと対策をすれば腰痛を避けることが出来ます。日常生活の癖や身体の使い方などを変えるだけで腰痛予防になることもあるため、腰痛の初期、または腰痛になってしまう前に整骨院へ受診し、柔道整復師の先生に相談をしてみましょう。
Q17:小学生の子供が腰が痛いと言っています。どうしたら良いですか?
A17:そのような場合は、一度整骨院に受診して治療を受けましょう。
子供の場合、単なる筋肉疲労の腰痛のほかに、腰椎分離症やすべり症といった疾患の可能性もあります。これらは背骨の疲労骨折のようなもので、場合によっては部活動や習い事を中止しなければいけないこともあります。
放置せず、一度治療を受け必要であれば病院などでレントゲンなどの検査を受けるようにしましょう。
Q18:高齢の祖母が転倒して腰が痛いと言っています。どうするべきでしょうか?
A18:高齢者が訴える腰痛にはさまざまなものが考えられます。
転倒して腰痛を訴えている場合は、まず骨折を疑います。高齢者は成人に比べて骨がもろく、弱い力でも骨折をしてしまう恐れがあるため検査が必要です。
まずは整骨院に受診し、紹介状などをもらってから病院へ行くようにしましょう。
Q19:病院で腰痛は治らないと言われました。整骨院で診てもらうことはできますか?
A19:はい、もちろん可能です。
症状や受傷原因によって健康保険の適用なのか、自由診療の適用なのかは変わってきますが、病院で治らなかった腰痛が整骨院に通って治ったという例は少なくありません。
整骨院では薬の処方や注射などを使用しない代わりに、丁寧な問診や検査などを徒手で行い、安心安全な方法で症状と根本から向き合うことが出来ます。
病院でもう治らないと言われたからと言って諦めず、一度近隣の整骨院へ相談に行ってみましょう。
タグ
豆知識