みなさんは、骨盤矯正を行ったことがありますか?
また、自宅でセルフで骨盤矯正を行ったことがあるという方はいらっしゃいますか?
新型コロナウイルスの影響でテレワークをするという方が増えたり、スマホの普及率が上がったりしたことにより、以前に比べて肩こりや腰痛といった身体の痛みや不調で悩んでいるという方は増えている印象を受けます。
そのような身体の不調を改善させるため、みなさんが真っ先にイメージするのは骨盤矯正ではないでしょうか。
整骨院や接骨院、また整体院で受けることができる骨盤矯正は、歪んだ骨盤を元に戻し不調を取り除くというもので、身体の不調があるという方にはぴったりの改善策です。
しかし、中には「仕事が忙しくてなかなか整骨院に行けない」「たまにしか行けないので不調がすぐに戻ってしまう」という問題で悩まれている方がたくさんいらっしゃいます。
このような悩みを解決してくれるのが『セルフ骨盤矯正ストレッチ』です。
骨盤矯正ストレッチであれば、ほとんどのものが自宅で行うことができるため、時間がなかなか作れないという方や、経済的に通院が難しいという方でも十分に行うことが可能です。
そこで今回は、自宅で骨盤矯正ストレッチを行っているという方、また今後骨盤矯正ストレッチを行いたいと考えている方向けに、セルフで骨盤矯正ストレッチをする際のポイントなどを詳しくご紹介していきます。
身体に不調を抱えているという方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
そもそも骨盤矯正とは?
骨盤矯正ストレッチをする時に気をつけたいポイントをご紹介していく前に、まずはそもそも骨盤矯正とは何なのかについてご紹介していきます。
骨盤矯正とは一言であらわすと『骨盤周りの筋肉や靭帯を正常な位置、硬さに戻すこと』と言います。
世間のイメージでは「骨盤矯正=バキバキ系」「骨盤矯正って痛いんじゃないの?」など、良くないイメージが先行してしまうことが多いですが、実はそのようなことはありません。
世間的にバキバキ系と呼ばれている施術はカイロプラクティックという手法で、整体院や治療院で受けることができます。
もちろん、カイロプラクティックにより骨盤周りを施術すれば骨盤矯正と呼びますが、カイロプラクティック=骨盤矯正、というわけではありません。
最近では『無痛整体』という言葉があるくらい、骨盤矯正の施術というのはさほど痛みを感じることはありません。
むしろ、心地よくて眠ってしまうという方もいるくらいです。
筋肉を柔らかくする目的で行う『マッサージ』や『ストレッチ』も、骨盤周りにアプローチをすればそれは『骨盤矯正』と呼べるでしょう。
骨盤矯正ストレッチをする時に気をつけたいポイント
上記でもご紹介した通り、セルフでエクササイズやストレッチを行うといったことも、歴とした骨盤矯正となります。
現に、最近ではYouTubeなどの動画配信サービスでも、セルフでできる骨盤矯正ストレッチなどが多数掲載されています。
そのような動画や雑誌などを見て習い、自宅でセルフケアをする際にどのようなポイントについて気をつけたら良いのか、みなさんは知っていますか?
以下では、セルフで骨盤矯正ストレッチを行う際のポイントや注意点をご紹介していきます。
これから自宅でセルフ骨盤矯正のストレッチをしようと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
個人差がある
骨盤矯正ストレッチをする際に気をつけたいポイントとして、個人差があるということをまず知っておかなければいけません。
回数や強度に関しては目安が設定されていますが、必ずしもその数字が自分に合っているとは限りません。
YouTubeなどでは、閲覧回数を稼ぐために『絶対』『必ず』『○秒だけ!』など、少々大袈裟な言い回しを使っている印象です。
筋肉や関節の硬さには個人差があるため、他の人よりも硬いからといって、焦る必要はまったくありません。
負荷のかけすぎは逆効果
骨盤矯正ストレッチをする際に気をつけたいポイントとして、負荷のかけすぎには注意しなければならないという点が挙げられます。
ストレッチとは筋肉や関節を伸長させる動作のことを言いますが、伸長させすぎ、負荷をかけすぎてしまうと最悪のケースでは『肉離れ』などの筋肉系のトラブルを引き起こしてしまいます。
ストレッチのやり方としては『軽い痛みを感じる、気持ちが良いと思えるくらい』の強度で行うことがベストです。
ストレッチは『ゆっくり・長く』
骨盤矯正ストレッチをする際に気をつけたいポイントとして『ゆっくり・長く』を意識することが大切です。
ストレッチの場合は『1回を速く行い、回数をこなす』というのは全く意味がありません。
ストレッチを行う際は呼吸を止めず、30秒〜1分を目安として、ゆっくりと行っていきましょう。
身体が温かい時がベスト
骨盤矯正ストレッチをする際に気をつけたいポイントとして、身体が温かい時に行うのがベストという点が挙げられます。
良く間違えてしまいがちなのが、朝起きたてや、冬の寒い時期にいきなりストレッチをしてしまうということです。
身体が十分に温まっていないのにも関わらず、筋肉を伸長させてしまっては、上記同様最悪の場合肉離れなどの怪我をしてしまいます。
そのため、ストレッチをする際は十分に身体が温まったことを確認してから行うように心がけましょう。
まとめ
セルフで骨盤矯正ストレッチをする際のポイントについて詳しくご紹介しましたが、参考になりましたか?
セルフで骨盤矯正のストレッチを行う場合、上記でご紹介したことを意識していただければ、いつものストレッチがより良いものになるに違いありません。
これからはじめて骨盤矯正ストレッチを行う予定だという方も、ぜひ今回ご紹介したポイントを意識して行ってみてください。
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からだの症状、骨盤矯正