みなさんは、右側の腰の痛みに悩まされたことはありますか?
腰痛には、さまざまな種類があります。
単なる疲労による痛みもあれば、筋肉に傷がついてしまっている腰痛や、骨や関節に異常がある場合の腰痛もあり、それぞれに合った治療をしなければ治りが遅くなってしまったり、良かれと思って行なっていた治療が逆効果となってしまったりする場合もあるため、適切な判断が必要となります。
腰の痛みは、痛みの出る場所や程度、どのような痛みなのかを正確に知ることによって正しい判断がしやすくなります。
「右側の腰が痛い」「腰の上側が痛い」など、人によって痛む場所は異なります。
そこで本記事では、右側の腰の痛みがあるという人向けに、右側の腰が痛くなってしまう理由や、右側の腰が痛くなってしまった時にどうすれば良いのかについて詳しく紹介していきます。
右側の腰が痛いという人は、ぜひチェックしてみてください。
目次
右側の腰が痛くなってしまう理由を3つ紹介
はじめに、右側の腰が痛くなってしまう理由を3つ紹介していきます。
右側の腰が痛くなってしまう理由はたくさん考えられますが、特に可能性の高い理由を3つ紹介します。
- 肝臓の不調
- 腎臓の不調
- アンバランスな体の使い方
以下では、1つずつ詳しく紹介していきますのでぜひチェックしてみてください。
肝臓の不調
右側の腰が痛くなってしまう理由として考えられるのが、肝臓の不調です。
肝臓と聞くと、みなさんはアルコールをイメージするのではないでしょうか。
肝臓とは、アルコールを分解する働きを持った臓器で、大量にアルコールを飲んでしまったり、少量でも毎日継続してアルコールを摂取していたりすると、肝臓が疲れてしまい不調を起こす可能性があります。
また、肝臓はストレスによって不調に陥りやすい臓器でもあるため、学校や仕事など、疲労が溜まり過ぎてしまうと肝臓に問題が起こるケースがあります。
右側の腰に痛みを感じたら、もしかしたら肝臓が不調を起こしているのかもしれない、ということをイメージしておくと良いでしょう。
腎臓の不調
右側の腰が痛くなってしまう理由として考えられるのが、腎臓の不調です。
腎臓は左右に1つずつあるため、左側の腰に痛みを感じる場合もあります。
腎臓の不調は、偏った食生活、喫煙などの生活習慣により引き起こされるため、そのような自覚がある人で右側の腰に痛みを感じている人は、もしかすると腎臓に不調があるかもしれません。
腎臓に不調が現れた場合、右側の腰が痛む以外に発熱や吐き気、むくみなどの症状も出るため注意が必要です。
アンバランスな体の使い方
右側の腰が痛くなってしまう理由として考えられるのが、アンバランスな体の使い方です。
具体的にどういうことかというと、毎回同じ足を上にして足を組む、などの動作です。
左右で異なる体の使い方が継続して続くと、体に左右差が生じ、やがて痛みへとつながっていくことがあります。
1回や2回では変化は見られませんが、毎朝の通勤で座る時に必ず足を組む、毎日寝るときは右側を下にして寝てしまうなど、継続して行なわれていた場合は、痛みへとつながる可能性があるため注意が必要です。
また、ゴルフや野球など、体をスイングするスポーツなどでも注意が必要です。
ゴルフや野球では、ほとんどの人が右打ちまたは左打ちで、両打ちという人はごくわずかです。
片側一方だけのスイングを続けていると、腰痛も片側一方だけに出るということがあります。
右側の腰が痛いという人は、体の使い方に原因があるかもしれないということを覚えておきましょう。
右側の腰が痛くなった時はどうすれば良いのか?詳しく解説
次に、右側の腰が痛くなってしまった時の対処法について解説していきます。
右側の腰が痛くなってしまった時、どうしたら良いのかわからないという人は、ぜひチェックしてみてください。
内科的な疾患を疑う場合は、すぐに専門の医療機関を受診する
右側の腰が痛くなってしまった時、上記で紹介したような肝臓や腎臓など、内臓系の不調が考えられる場合は、速やかに専門の医療機関を受診しましょう。
大したことないと放置したり、内臓系の不調なのにそれに気づかず痛み止めや湿布などで対処していると、発見が遅れ症状が悪化してしまうということも十分に考えられます。
生活習慣の乱れや食生活の偏り、ストレスなど、思い当たる原因がある場合はできるだけはやく専門の医療機関を受診するよう心がけましょう。
ほとんどのケースは整骨院の受診がおすすめ
上記では、内科的な疾患を疑う場合は専門の医療機関を受診するのがおすすめだと紹介しました。
しかし、右側の腰が痛む時のほとんどは、筋肉や関節が原因で生じる痛みとなります。
そのため、内臓の不調の際は専門の医療機関を受診するべきですが、それら以外の原因に関しては整骨院の受診をおすすめします。
割合としては、右側の腰に痛みを訴える人の7割以上は筋肉や関節が原因による症状となります。
ストレッチやエクササイズを自分で行なう方法も有効ですが、一度柔道整復師に診てもらい、正しい判断と施術をしてもらった方が回復も早いためおすすめです。
まとめ
右側の腰が痛くなってしまう理由や、右側の腰が痛くなってしまった時にどうすれば良いのかについて詳しく紹介しました。
右側の腰が痛くなってしまう理由として1番考えられるのは筋肉や関節が原因となる症状です。
その場合は整骨院を受診し、施術を受けることをおすすめしますが、まれに内臓の不調など、内科的な疾患が原因のことも考えられます。
その際は、自己解決せず、専門の医療機関を速やかに受診して対処するように気をつけましょう。
右側の腰に痛みがあるという人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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右側 / 腰の痛み