目次
- 1 Q1:膝の痛みにはどのような種類がありますか?
- 2 Q2:肥満は膝痛の原因になりますか?
- 3 Q3:数年おきに膝痛を繰り返しています。原因が知りたいです。
- 4 Q4:運動中に膝を痛めてしまいました。どうしたら良いですか?
- 5 Q5:数年前から膝が痛いです。原因は何ですか?
- 6 Q6:膝が痛いです。レントゲンを撮った方が良いですか?
- 7 Q7:膝が痛いのですが、整骨院で電気治療をしたほうが良いですか?
- 8 Q8:靭帯損傷と診断されました。治療は何をしたら良いですか?
- 9 Q9:半月板損傷とは何ですか?
- 10 Q10:膝に水が溜まって痛いです。どうしたら良いでしょうか?
- 11 Q11:変形性膝関節症と診断されました。治りますか?
- 12 Q12:10年以上慢性的な膝痛で悩んでいます。治りますか?
- 13 Q13:膝痛に効くストレッチはありますか?
- 14 Q14:膝痛で病院に受診したら湿布だけしかもらえませんでした。整骨院で治療は可能でしょうか?
- 15 Q15:膝痛を予防するにはどうしたら良いですか?
- 16 Q16:痛み止めを飲んだら膝痛は治りますか?
- 17 Q17:湿布を貼ったら膝痛は治りますか?
- 18 Q18:病院ではもう手術しかないと言われました。他に方法はありますか?
- 19 Q19:膝痛なのですが、どのようなサポーターを付けたら良いですか?
- 20 Q20:膝が痛いのですが、歩けない程度ではありません。放っておいても大丈夫でしょうか?
- 21 Q21:スクワットは膝を痛めると聞きましたが、本当でしょうか?
- 22 Q22:小学生の息子が膝が痛いと言っています。成長痛でしょうか?
- 23 Q23:階段の昇降時に膝に痛みがあります。どうしたら良いですか?
- 24 Q24:膝痛と股関節は関連しているのですか?
- 25 Q25:膝関節と足首は関連していますか?
- 26 Q26:O脚を治したいです。どうしたら良いですか?
- 27 Q27:X脚を治したいのですが、なにか方法はありますか?
Q1:膝の痛みにはどのような種類がありますか?
A1:膝の痛みは、大きく分けてスポーツなど激しい動きの中で起こる外傷性の痛みと、日常生活の中のクセや生活習慣が原因で起こる痛みの2種類に分けられます。
前者は明確な原因があり、炎症症状が起こるのが特徴で、後者は慢性的な症状のものが多く、炎症症状は基本的にはありません。
また、まれに痛風や血友病など、内科的な疾患の可能性もあります。
Q2:肥満は膝痛の原因になりますか?
A2:はい、なります。
急に体重が増えてしまうと、体の重みに膝関節が耐えきれなくなってしまい、関節に痛みが生じたり、歪みが発生してしまう原因となります。
適度な運動ももちろん重要ですが、太らないための食生活なども膝痛予防になりますので頭に入れておきましょう。
Q3:数年おきに膝痛を繰り返しています。原因が知りたいです。
A3:数年おき、毎回同じ時期に膝痛になってしまうことを考えると、何らかの生活習慣が原因かと思われます。
気温による体温の変化、気圧による関節の内圧の変化など、さまざまな原因が考えられます。
自分自身で原因を探すのは大変難しいため、一度整骨院や病院などの医療機関を受診することをおすすめします。
Q4:運動中に膝を痛めてしまいました。どうしたら良いですか?
A4:運動中に膝を痛めてしまった場合、患部に炎症症状が起きているケースが多いです。膝関節周辺の筋肉、靭帯、その他の組織を痛めている可能性が高いため、あまり動かさず、氷水や保冷剤、湿布などで患部をアイシングし、速やかに整骨院や整形外科を受診しましょう。
Q5:数年前から膝が痛いです。原因は何ですか?
A1:数年前からの痛みですと、日常生活のクセ、使い方、良くない生活習慣などが原因として考えられます。
整骨院に受診すると、問診や触診、検査にて痛みの原因、解決策などを導き出してくれます。インターネットや書籍などでもセルフケアなどは調べられますが、数年前からの痛みでしたら一度、専門家に診てもらうことをおすすめします。
Q6:膝が痛いです。レントゲンを撮った方が良いですか?
A6:レントゲンでは骨折、脱臼など骨の異常を確かめるには有効です。
運動中に痛めてしまったり、何らかの外力が加わって膝を痛めてしまった際にはレントゲン撮影は有効です。
しかし、レントゲン撮影では筋肉、靭帯などの組織の状態を確かめることは難しいため、レントゲンで異常がなかったからといって安心してはいけません。
その場合は徒手検査やCT撮影、MRIの検査も行うことをおすすめします。
Q7:膝が痛いのですが、整骨院で電気治療をしたほうが良いですか?
A7:電気治療には鎮痛効果、血流促進効果などがあります。
痛みの強い時や、筋肉が硬くなったことによって起こる症状の際は電気治療はとても効果的です。
Q8:靭帯損傷と診断されました。治療は何をしたら良いですか?
A8:スポーツなどで靭帯を痛めてしまった場合は患部に炎症症状が起こる場合がほとんどです。
基本的にはRICE処置を行うことがベストな治療法となります。
RICE処置とはそれぞれの治療法の頭文字を取った名前で、それぞれR(安静)I(冷却)C(圧迫)E(挙上)となっています。
腫れを引かせるためにアイシング、包帯での圧迫を加え、なるべく患部を心臓よりも高い位置に保ち、とにかく安静にすることが一番の治療となります。
これに加えて電気治療などを行うことで治癒を促進させることも可能です。
Q9:半月板損傷とは何ですか?
A9:半月板とは、膝関節の中にあり、骨と骨がぶつかるのを防いでくれるクッション材のような役割をしてくれる軟部組織です。
この半月板は、ジャンプやダッシュなどの激しいスポーツをしている方が多く痛めてしまう部位です。
膝へ激しい衝撃が加わった際、半月板が骨と骨によって挟まれてしまったり、引き伸ばされることによって損傷してしまいます。
重症な場合ですと手術の適用になりますが、多くの場合で保存療法が適用されます。
上記でもご紹介したようなRICE処置を行うことで症状は改善していきます。
Q10:膝に水が溜まって痛いです。どうしたら良いでしょうか?
A10:膝に水が溜まってしまっている場合、まず注射で水を抜くという方法が選択されます。病院に行けばすぐに注射をしてくれて、すぐに痛みは治まります。
しかし、水が溜まった原因が解決したわけではないため、数週間、数カ月後には再び水は溜まってしまうでしょう。
根本的な解決を望んでいる方は、整骨院などを受診し検査をしてもらいましょう。
Q11:変形性膝関節症と診断されました。治りますか?
A11:完治は難しいですが、痛みをなくすこと、症状の進行を遅らせることは十分に可能です。
整骨院や病院では電気治療や手技療法でのマッサージなどで痛みを取ることが可能です。
また、膝関節の周囲の筋肉、股関節周囲の筋肉をトレーニング、エクササイズすることで症状を緩和、症状の進行を遅らせることができます。
変形性膝関節症と診断された方でも、痛みなく日常生活を送ることは十分に可能です。
諦めている方は、ぜひ一度整骨院や病院などを受診してみましょう。
Q12:10年以上慢性的な膝痛で悩んでいます。治りますか?
A12:一概に「はい、治ります!」とは言えませんが、10年以上も痛みが続いているのには必ず原因があります。
姿勢が悪くなって膝関節に負担がかかっている場合は姿勢を治し、軟骨がすり減っている場合は筋力強化を行ったり、エクササイズをすることによって改善します。
痛みの原因を探し適切な治療を行うことでほとんどの症状は改善します。
慢性的な症状で悩んでいる、諦めている方は一度、整骨院へ受診して診察を受けてみましょう。
Q13:膝痛に効くストレッチはありますか?
A13:はい、ございます。
膝痛には、痛みに筋肉が関連している場合がほとんどです。
硬くなった筋肉はストレッチ、マッサージをすることで柔軟性を取り戻します。マッサージが出来ない自宅などでは、硬くなった筋肉をストレッチすることで膝痛を解消に導くことが可能です。
症状にもよりますが、太ももの前・後ろ側、ふくらはぎのストレッチは特に膝に対して有効だと言われています。
Q14:膝痛で病院に受診したら湿布だけしかもらえませんでした。整骨院で治療は可能でしょうか?
A14:はい、可能です。
湿布や飲み薬は痛み止めとして大変効果的で、その場の痛みを瞬時にやわらげてくれる効果があります。
しかし、根本的な治療とは言えず、薬の効果が切れてしまうと痛みは再び襲ってきます。
根本的な治療を希望している方は、整骨院を受診しストレッチやエクササイズ、マッサージ、電気治療などから適切な治療法を選んでもらいましょう。
Q15:膝痛を予防するにはどうしたら良いですか?
A15:適度な運動、マッサージなどがとても効果的です。
運動ばかりするだけでケアを怠っていたり、マッサージはするけど運動をしていない、など、どちらかを怠ってしまうと膝痛予防にはなりません。
適度な運動とマッサージ、ストレッチなどを定期的に行うことで膝痛は予防できます。
Q16:痛み止めを飲んだら膝痛は治りますか?
A16:先程も申し上げた通り、痛み止めはその場の痛みを落ち着かせる、いわば対症療法でしかありません。そのため、残念ながら膝痛の根本的な改善にはならないため、時間が経てば痛みは再び出てきてしまいます。
Q17:湿布を貼ったら膝痛は治りますか?
A17:こちらも痛み止めの薬と同じく、対症療法となります。
湿布には大きく分けて3種類あり、冷却効果のある冷湿布、温熱効果のある温湿布、鎮痛効果のある湿布があります。
炎症症状が起きている際は冷湿布、慢性的な痛みの場合は温湿布、痛みの強い時期は鎮痛効果のある湿布を使用するなど、用途によって使い分けることによって治るスピードは速められるかも知れませんが、湿布を貼るだけでは膝痛は治らないでしょう。
Q18:病院ではもう手術しかないと言われました。他に方法はありますか?
A18:はい、ございます。
症状によってさまざまなため、すべての方に当てはまることではありませんが、手術しかないと診断された方でも、保存療法のみの治療で症状が改善された方はたくさんいらっしゃいます。
そのような方たちは、みなさんストレッチやエクササイズなどのリハビリ、適度な運動を継続して行っています。
『手術はなるべく避けたい』と考えている方はたくさんいらっしゃいます。諦める前に一度整骨院や整体院、リハビリ施設などで相談をしてみましょう。
Q19:膝痛なのですが、どのようなサポーターを付けたら良いですか?
A19:膝痛に効くサポーターと言っても、種類はさまざまです。
すべての可動域を制限するサポータもあれば、ある一定の動きを制限するためのサポータも存在します。
冷えを防止する保温のサポータもあるため、自分の症状にあったサポーターを選ぶといいでしょう。
動きを制限しなくてはならないのに、保温サポーターを付けていてもなんの意味もありませんので、どのサポーターが自分に合っているのかは、整骨院や病院などの医療機関で相談をするようにしましょう。
Q20:膝が痛いのですが、歩けない程度ではありません。放っておいても大丈夫でしょうか?
A20:いいえ、よくありません。
治したいのであれば、整骨院や病院などで検査、治療を受けることをおすすめします。
膝痛も、内科的な疾患などと同じく、早期の発見、治療が予後を決めます。
症状の軽いうちに治療を開始することで重症化を防ぐことが可能ですが、重症化してしまうと歩行も困難になってしまうケースもございます。
生活に支障がないからといって放置するのではなく、違和感があれば一度医療機関を受診しましょう。
Q21:スクワットは膝を痛めると聞きましたが、本当でしょうか?
A21:いいえ、『スクワットは膝を痛める』は大きな間違いです。
むしろ、正しいフォームで行うことによって、膝関節の周りにあるお尻、太もも周りの筋肉を効率よく鍛えることが出来るため、膝痛予防になります。
フォームを間違えてしまったり、過度な回数をこなしてしまうことによる膝痛のリスクは避けられませんが、正しく行えば膝痛予防にはとても効果的です。
整骨院の先生や、ジムのトレーナーなど、トレーニングの知識に長けた専門家にアドバイスや助言をもらい、正しくトレーニングを行いましょう。
Q22:小学生の息子が膝が痛いと言っています。成長痛でしょうか?
A22:小学生の年代に多発する膝痛として、『オスグット・シュラッテル病』という疾患が挙げられます。
運動の盛んな子供に多く見られ、骨の成長と筋肉の成長スピードがずれてしまうことによって起こります。
ストレッチ、アイシング、運動の休止などで症状は落ち着いてくるため、お子様が膝が痛いと言っていたら速やかに整骨院や病院を受診するよう心がけましょう。
Q23:階段の昇降時に膝に痛みがあります。どうしたら良いですか?
A23:階段の昇降時に膝に過度な負担がかかり痛みが生じています。
原因はさまざまですが、筋肉や関節のアライメントが崩れ、バランスが悪くなって痛みが生じているか、変形性関節症のように軟骨がすり減っていることによって痛みが出ていると思われます。
まずは痛みを取る治療を行い、次に膝へ負担がかからないような体つくりをしていくと良いでしょう。
セルフケアだけではとても難しいため、お近くの整骨院などの医療機関を受診し、専門家のアドバイスを受けましょう。
Q24:膝痛と股関節は関連しているのですか?
A24:はい、とても重要です。
膝関節とは、本来基本的に曲げる・伸ばす、の動作しか行うことが出来ません。わずかに内や外にねじることができますがほんのわずかです。
そのため、曲げ伸ばし以外の力にとても弱い膝関節ですが、その膝関節に曲げ伸ばし以外の負荷をかけてしまうのが股関節なのです。
肩関節のように、大きな可動域を持つ股関節は、近隣にある膝関節に大きな影響を与えます。
股関節周囲の筋肉が硬くなり、骨盤や股関節が歪むことによって歩行時や階段の昇降時に膝関節へ負担がかかってしまいます。
良くも悪くも膝関節は股関節に大きく影響されるため、膝関節に痛みがある場合は膝だけではなく、股関節もしっかりと検査すると良いでしょう。
Q25:膝関節と足首は関連していますか?
A25:はい、関連しています。
股関節同様、膝関節は近隣にある足首の影響を大きく受けます。
特に歩行時には足首の動きが重要になり、足首がうまく機能しないことにより、膝関節へと負担がかかってしまいます。
膝関節の痛みを予防したいという方は、股関節や足首の柔軟性を上げるとより良いでしょう。
Q26:O脚を治したいです。どうしたら良いですか?
A26:O脚には、膝関節の他に、股関節、足首が関連してきます。
まれに骨の歪みによってO脚になってしまう方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が筋肉系の理由でO脚になります。
つまり、手術などをしなくても、生活習慣の改善、ストレッチうやエクササイズなどで十分に改善は可能です。
O脚の場合、お尻の筋肉などの体の外側についている筋肉が硬くなり、内ももの筋肉が弱くなってしまうことによって起こります。
そのため、お尻のストレッチや内転筋のエクササイズを行うと効果的です。
Q27:X脚を治したいのですが、なにか方法はありますか?
A27:はい、ございます。
X脚は、O脚同様に股関節や足首の影響をとても大きく受けています。
X脚の場合はO脚と反対に、内ももの筋肉が硬くなり、お尻の筋力が低下することによって発生します。
そのため、内転筋のストレッチや、スクワットなどのお尻の筋肉のエクササイズが効果的となります。
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