整骨院で保険を使って治療をしていくには、捻挫・挫傷・打撲と言われる症状が保険の適応範囲となっていますが、あまりピンとこないですよね。
次にご紹介するのは、日常生活で起こりやすいもので、整骨院で保険適用となるケガについて、その一部をご紹介していきます。
もしもご自身が、または家族や知り合いの方がこのような症状で悩んでいる場合は、ぜひ整骨院を紹介してあげてください!
保険適用となる症状
ギックリ腰
重いものを持ち上げた時、急に体勢を変えた時、朝起き上がった時、またスポーツ中にも起こりやすいぎっくり腰は、多くの方を悩ませるケガのひとつです。
ギックリ腰の正式名称は『急性腰痛』と呼ばれ、ギックリ腰になってしまう厳密な原因は未だに解明されていません。
ギックリ腰になったことがない方は、「ぎっくり腰なんてお年寄りがなるケガでしょ」などという風に思いがちですが、実は若い年齢層の方も注意しなければならないケガなんですよ!
ギックリ腰は、特に季節の変わり目に起きることが多く、一度なると癖になると言われているくらい、再発の可能性が高いケガです。
ギックリ腰と言っても、筋肉を痛めてしまう場合や、関節の捻挫のような症状のギックリ腰も存在します。
「ギックリ腰かも?」と思ったら、なるべく早く整骨院を受診しましょう。
寝違え
朝起きたとき、「首に激痛が!」「首が動かない、回せない!」といった事態に陥ってしまったことはありませんか?
不自然な姿勢や、慣れない体勢で長時間寝てしまうことによって、首周りの筋肉に過剰な負担がかかり、炎症を起こしてしまうことを寝違えと呼びます。
寝違えを起こしてしまった場合、2、3日は痛みが続き、同時に可動域制限も引き起こします。
安静にしていれば数日で痛みは引いていきますが、しっかりと整骨院で処置をすることによって、回復のスピードが速まり、再発のリスクも減らすことができます。
長い間放置しておくと、症状が悪化してしまう危険もあるため、「前も寝違えたし、また数日すれば良くなるだろう」と寝違えを軽視せず、痛めてしまったら必ず整骨院を受診するようにしましょう。
打ち身
上記でもご紹介した『打撲』がこの打ち身となります。
打ち身は、コンタクトスポーツではもちろん、日常生活でも発生する頻度が非常に高く、身体の一部をなんらかのものに強く打ち付けたときに起こるケガです。
症状が強い場合、内出血を起こして患部が変色する場合があり、初期の治療がとても重要です。
受傷直後は患部を安静に保ち、アイシングができれば患部を冷やしましょう。そして、できるだけ早く整骨院を受診し、適切な治療を受けることをおすすめします。
むち打ち
交通事故で起こるケガとして有名なむち打ちですが、実はスポーツや日常生活でも起こりやすく、整骨院で治療を受けている方が多くいらっしゃいます。
ラグビーやアメリカンフットボールなど、激しくぶつかり合うスポーツでは特に起こりやすく、数時間経過してから痛みなどの症状が出てくる場合もあります。
むち打ちを起こしてしまった場合、脳震盪などの他の疾患も含めて検査していく必要があるため、整骨院だけでなく内科や外科など、複数の医療機関を受診する必要がある場合もあります。
「どこに行けばいいの?」と、行動に困った場合はまず整骨院へ行き、整骨院の先生の指示に従いましょう。
その他
整骨院にて保険適用になるケガの代表例として、ギックリ腰や寝違えなど、筋肉や関節のケガについてご紹介していきましたが、実はこれ以外にも保険適用となるケガがたくさんあります。
足を捻って足首を痛めてしまった場合や、階段を踏み外して膝を痛めてしまった場合、転倒して手首を痛めてしまった場合なども保険適用となります。
まとめ
整骨院で保険適用となる症状をご紹介しましたが、参考になりましたか?
骨折・脱臼・捻挫などの急性的な『ケガ』については、整骨院で保険治療を行っていくことが可能ですので、もしケガをしてしまった際は整骨院に頼りましょう。
逆に、肩こりや腰痛などの慢性的な症状に関しては、保険適用外の症状となってしまうため、もし治療を行っていくのであれば自由診療や病院を受診するようにしていきましょう。
整骨院で保険が使える・使えない症状について気になっている方は、ぜひこの記事を参考にしてみて下さい。
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