最近では、街を歩いていると骨盤矯正ののぼりやポスターなどを見かけることも多くなりました。
マッサージ店や整体などでも骨盤矯正を行っている場合もあるため、骨盤矯正を受けてみたいと思っていても、どこで施術を受けるべきなのか迷ってしまいます。
そんな方にオススメなのが、整骨院で行う骨盤矯正です。整骨院といえばスポーツをしている方や、筋肉を痛めてしまったときに通院するイメージです。しかし実は、整骨院でも骨盤矯正を行っているところもあります。
ここでは、整骨院で骨盤矯正の施術を受けるべき3つの理由をご紹介します。
目次
整骨院で施術を受けるべき3つの理由
柔道整復師が施術を担当
整骨院では、柔道整復師という国家資格を有する施術者が治療を行っているため、安心して骨盤矯正の施術を任せられます。
柔道整復師は、専門の教育機関で3〜4年間骨や関節、筋肉、人体などについて学んだ人体のエキスパートです。医師のように手術や薬は使用しませんが、自分の手でそれぞれの患者さんに適した施術を行います。
柔道整復師と混同しやすいのが整体師です。整体師は国家資格を有しておらず、主にリラクゼーション目的の施術を行う職業です。
これらのことから、骨盤矯正の施術を受けるなら、国家資格を持った柔道整復師による施術を受ける方が安全であるといえます。
日常生活のアドバイスが受けられる
上記でもご紹介したとおり、整骨院は柔道整復師が施術を行うところです。そのため整骨院では、人体に関する専門知識を持っている柔道整復師だからこそできる、日常生活のアドバイスを受けられます。
自宅で簡単にできるストレッチの指導や、骨盤ベルトの閉め方の指導を行っている整骨院もあり、施術中だけでなく生活全体についてのケアを受けられるのもポイントです。
また、整骨院では手技によるマッサージやストレッチだけでなく、患者さんの症状に合った物理療法を用いて治療を行うので、体全体をみてコリの原因を根本的に改善します。
効果が持続する
骨盤のゆがみは、長年の悪い姿勢や体の使い方の繰り返しによって起こっているため、1度の施術ではすぐにまたゆがんでしまうのが一般的です。
しかし整骨院の骨盤矯正は、骨だけでなく筋肉にも着目し、効果が長続きするような施術を行います。
ただ、効果を長持ちさせるには、患者さん自身も整骨院でアドバイスを受けたとおりに生活する必要がありますので、整骨院で施術を受けたからといって1度の施術では根本的な改善が難しいことを知っておきましょう。
整骨院で行う施術法とは
整骨院では、手技のほかに専用機器を使用する物理療法などで施術を行います。骨盤矯正とというと体からバキバキと音を鳴らす、痛くて怖い施術というイメージをお持ちの方もおられます。
しかし骨盤矯正で出る音は、関節と関節の間にたまった気泡が弾ける際に出る音です。
音がしても痛みを伴うわけではなく、骨や靭帯などが切れてしまうリスクもありませんので安心して施術を受けましょう。
骨盤のゆがみタイプとセルフチェック方法
骨盤のゆがみには大きく分けて3つのタイプがあるのをご存知ですか?骨盤のゆがみは、関係している筋肉や特徴がタイプ別で変わってきます。
ここでは、骨盤のゆがみを3つに分けたタイプ別の説明と、自分の骨盤がどのタイプなのか判断するセルフチェック方法をあわせてご紹介します。
前傾後傾タイプ
前傾後継タイプは、主に大腿四頭筋とハムストリングスに関係している骨盤のゆがみです。
以下はそれぞれの特徴です。
- 前傾:反り腰、太ももの前が硬い、お尻が出っ張っている、ふくらはぎが張っている、内股ぎみ
- 後傾:背中が丸い、太ももの後ろが硬い、膝が伸びきらない、ふくらはぎの筋肉の張り、ガニ股ぎみ
前傾後傾タイプのセルフチェック方法
- 壁を背にして後頭部、お尻、かかとを壁につける
- 腰と壁の間に手を入れる
このとき、手のひらが壁と腰の間に入る方は正常です。握りこぶしが壁と腰の間に入る方は前傾タイプ。反対に、手のひらが壁と腰の間に入らないまたは指先しか入らない方は後傾タイプです。
上下タイプ
上下タイプには、主に腰方形筋と腹斜筋、ハムストリングスが関係しています。
上下タイプは、右か左のどちらか一方に骨盤が傾いているため、足の長さに左右差を感じるのが特徴です。
上下タイプのセルフチェック方法
- 両足を伸ばして床に座る
- 手のひらを左右片方ずつお尻の下に入れる
このセルフチェックは、骨盤の高さを調べるために行う方法です。
手のひらを入れたとき、左のお尻に違和感をおぼえた方は左の骨盤が上に上がっています。その反対に、右のお尻に違和感をおぼえた方は右の骨盤が上に上がっています。
正常な方は左右どちらに手のひらを差し込んでも違和感があるか、または両方とも違和感をおぼえません。
開閉タイプ
開閉タイプは主に大腰筋、腸骨筋、縫工筋、中臀筋に関係しています。あぐらをかいたときに左右差を感じる方は開閉タイプである可能性が高いです。
開閉タイプのセルフチェック方法
- 両足を伸ばして床に座る
- 両足のかかとを合わせ、自然に力を抜く
左右差がある場合は以下のような結果になります。
- 左の骨盤が開いている:左のつま先が右よりも外側に開いている
- 右の骨盤が開いている:右のつま先が左よりも外側に開いている
- 左右の骨盤が開いている:左右差はないが、90度以上のV字になる
- 左右の骨盤が閉じている:左右差はなく、80度以内のV字になる
正常な場合は、80〜90度のV字になります。
まとめ
整骨院で施術を受けるべき3つの理由と骨盤のゆがみタイプとセルフチェック方法をご紹介しました。
骨盤矯正に興味のある方や、腰痛、肩こりなどでお悩みの方はぜひお気軽にイーグル整骨院とクレーン整骨院にご相談ください。
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からだの症状、骨盤矯正