みなさんは、熱中症の予防法を知っていますか?
ここ数年で夏になると必ず耳にする『熱中症』ですが、熱中症になったことがあるという人も少なくはないのではないでしょうか。
日光の当たる屋外ではもちろん、温度の高い室内でもなってしまうことが知られている熱中症ですが、熱中症についての知識をみなさんはどれくらい知っていますか?
めまいや吐き気、最悪のケースでは意識を失ってしまう熱中症ですが、できれば誰もが避けたいことでしょう。
しかし、暑い中仕事をしなければいけないなど、気温の高い環境下で作業をしなければならない人もたくさんいらっしゃいます。
そこで本記事では、熱中症になってしまったことがあるという人や、熱中症になるのが怖いと感じている人向けに、熱中症の予防法を詳しく紹介していきます。
熱中症の予防について詳しく知りたいという人は、ぜひチェックしてみてください。
目次
熱中症とはどのような症状なのか
はじめに、熱中症とはどのような症状なのかについて紹介していきます。
予防法を知る前に、簡単に熱中症がどのようなものなのかを知りたい人はぜひチェックしてみてください。
熱中症とは
熱中症とは、身体が暑さに耐えきれず、さまざまな症状を引き起こしてしまう疾患です。
熱中症の中でも、外の気温や日光に耐えきれずに起きたもののを日射病、室内や車の中で起こしてしまったものを日射病といい、熱中症といってもどこでどうしてなるのかによって2種類に分けられます。
熱中症の症状
- めまい・顔のほてり
- 筋肉痛、筋肉のけいれん
- 倦怠感・吐き気
- 異常な汗
- 発熱
- 意識がもうろうとする
- 水分補給が困難
熱中症になると、上記のような症状を引き起こす可能性があります。
まず、初期症状ではめまいや顔のほてりからはじまり、徐々に筋肉痛や倦怠感、意識異常などが出てきます。
めまいやほてりの時点では熱中症だと気づかず、発見が遅れて症状が悪化してしまうというケースもあるため、特に7月や8月の暑い時期には熱中症の初期症状を頭に入れておくと良いでしょう。
もし熱中症になってしまったらどうすれば良いのか
万が一、自分や周りの人が熱中症になってしまった場合、まずは涼しい場所に避難するということを行なうと良いでしょう。
続けて、衣服を脱がせたり、ひふに水をかけるなど、とにかく体温を下げるような行動を心がけてください。
可能であれば水分補給も行ない、症状が強い場合や心配な人は医療機関に受診することを考えても良いでしょう。
熱中症を軽視していると、命に関わる重篤な症状を引き起こしてしまう可能性も十分に考えられるため「これくらいなら大丈夫」とは思わず、積極的に医療機関を受診することをおすすめします。
熱中症の予防法を5つ紹介!
次に、熱中症の予防法を5つ紹介していきます。
熱中症は、予防法をしっかりと意識すれば防ぐことが可能です。
- こまめな水分補給
- 規則正しい食生活
- 睡眠時間の確保
- 厚さを避ける意識を持つ
- 冷却グッズを身につける
以下では、1つずつ詳しく紹介していきますのでぜひチェックしてみてください。
こまめな水分補給
こまめな水分補給は、熱中症の予防法として最も重要なポイントのひとつです。
気温が高くなるにつれて人間は汗をかき、体内から水分が逃げてしまうため、こまめな水分補給がとても重要となります。
可能であれば冷たい水、またはスポーツドリンクや経口補水液などの塩分も同時に摂れる物を準備しておくと良いでしょう。
規則正しい食生活
規則正しい食生活は、健康的で丈夫な身体を作るためにとても重要なポイントです。
ダイエットをしたいからと、食事を抜くという人が多々いらっしゃいますが、そのような人たちは十分な栄養が補給されておらず、熱中症にもなりやすい身体となってしまいます。
熱中症を予防するという意味でも、風邪や病気にならない丈夫な身体を作るという意味でも、1日できれば3食、偏りのないバランスの良い食事を心がけましょう。
睡眠時間の確保
睡眠時間の確保は、上記の食生活と同様、健康を語る上では欠かせないポイントとなります。
暑い日中に動くエネルギーを夜の睡眠でチャージすることになるため、十分な睡眠時間が取れていないと、熱中症のリスクは高まります。
目安としては、6〜8時間程度の睡眠時間の確保をおすすめします。
暑さを避ける意識をもつ
気温が高く、直射日光の当たりやすい夏の季節は、暑さを避けるという意識を持っておくと良いでしょう。
現在の日本では、屋内であっても熱中症のリスクがあるとはいえ、真夏の直射日光に当たる場合の方が断然にリスクは高くなります。
そのため、外に出る時間を短縮させたり、朝や夕方などの比較的涼しい時間帯に行動するようにしたりするなど、暑さを避ける意識を持ちましょう。
熱中症になってしまう人は、やはり日中に症状を引き起こす人が多いため、炎天下での外作業はなるべく避けましょう。
冷却グッズを身につける
熱中症の予防として、冷却グッズを身につけるという点が挙げられます。
小型の扇風機や冷却シートなど、今はオフィスや電車内でも気軽に使えるような冷却グッズが増えています。
日頃から細かいケアをしておくことで、熱中症を予防することに繋がりますので、気になる人はぜひ購入してみてください。
まとめ
熱中症とはどんな症状なのかについてや、熱中症の予防法を詳しく紹介しました。
発症してしまうと最悪のケースでは命をも落としてしまうとても怖い熱中症ですが、しっかりと対策、予防をしておくことで十分に防ぐことができます。
屋外で作業する人はもちろん、気温の高い屋内で作業をしている人も、今回紹介した予防法をぜひ実践してみてください。
熱中症の予防について気になっている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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予防 / 熱中症