左側の腰の痛みに悩まされているという人はいますか?
腰の痛みといっても、慢性的な腰の痛みもあれば、ぎっくり腰のような急性的な腰の痛みもあり、種類はさまざまです。
また、痛みの出る箇所も人によって異なり、背中に近い比較的上の部分に痛みを訴える人もいれば、お尻に近い下の部分に痛みを訴える人もいます。
中には、左右どちらかのみの腰の痛みに悩まされているという人もいます。
そこで本記事では、左側の腰の痛みに悩まされているという人向けに、左側の腰の痛みの原因についてや、左側の腰が痛くなってしまった際の対処法について詳しく紹介していきます。
左側の腰が痛いという人は、ぜひチェックしてみてください。
目次
左側の腰が痛くなる原因を3つ紹介
はじめに、左側の腰が痛くなってしまう原因について紹介していきます。
左側の腰が痛い、または過去に左側の腰が痛くなったことがあるという人は、ぜひチェックしてみてください。
- 姿勢の悪さ
- 胃の不調
- 膵臓の不調
以下では、1つずつ詳しく紹介していきます。
姿勢の悪さ
左側の腰が痛くなってしまう原因として考えられるのが、姿勢の悪さです。
猫背やストレートネックなど、一見首や肩に症状を起こしてしまいがちな姿勢ですが、実は腰にも大きな影響を与えています。
デスクワークで座りっぱなしの姿勢が続く人や、外仕事で立ちっぱなしが続き左側に体重がかかりやすい人などは、左側の腰に痛みが出てしまう場合があります。
以下では、胃や膵臓など内臓系の不調を原因として紹介していますが、1番発生頻度が高いのはこの姿勢の悪さです。
同じ姿勢が長時間続いてしまいがちな人や、慢性的に腰痛があるといった人たちは、姿勢の悪さが原因となっている可能性が高いでしょう。
胃の不調
左側の腰が痛くなってしまう原因として考えられるのが、胃の不調です。
胃は、体のほぼ中心から左寄りに位置している臓器で、胃に不調が起こると左側の腰に痛みが発生する可能性があります。
食べ過ぎによっても痛みが出る場合もありますし、胃潰瘍の可能性も捨てきれません。
食事やストレスなどに心当たりのある人は、もしかすると胃の不調が原因かもしれないということを頭に入れておくと良いでしょう。
膵臓の不調
左側の腰が痛くなってしまう原因として考えられるのが、膵臓の不調です。
膵臓に不調が出ると、みぞおち付近や左側の腰に痛みが出るということが多く起こります。
また、腰痛以外にも発熱や吐き気、嘔吐などの症状も併発しやすいですが、ただの腰痛だと勘違いしてしまう人もいます。
体を丸めるなど姿勢を変えると症状が改善することが多く、軽視されてしまうことも少なくないため、左側の腰の痛み以外の症状に気をつけ、早期に発見できるようにしておきましょう。
左側の腰が痛くなった時の対処法
次に、左側の腰が痛くなってしまった時の対処法について紹介していきます。
左側の腰が痛くなってしまった時にどうしたら良いのかわからないという人は、ぜひチェックしてみてください。
- 整骨院へ受診する
- セルフでストレッチなどをして治す
- 専門の医療機関を受診する
以下では、1つずつ詳しく紹介していきます。
整骨院へ受診する
左側の腰が痛くなってしまった時の対処法として、整骨院へ受診するという点が挙げられます。
左側の腰が痛くなってしまう場合、ほとんどのケースで筋肉や関節由来の痛みとなることが多いです。
そのため『どこの筋肉が、どのような影響を及ぼしているのか』をプロの柔道整復師に判断してもらうことにより、最短ルートでの治療が可能となります。
姿勢や体の使い方が間違っていたことによって症状が起きていた場合にも、適切なレクチャーをしてくれるため、まずは整骨院へ受診することをおすすめします。
セルフでストレッチなどをして治す
左側の腰が痛くなってしまった時の対処法として、セルフでストレッチなどをして治すという点が挙げられます。
上記と同じく、筋肉や関節由来の痛みに対してとても有効なこの方法ですが、1番は整骨院へ受診してプロの施術を受け、正しいレクチャーをしてもらうことです。
しかし、中には時間がなくて整骨院を受診できないという人もいますよね。
そのような場合は、本やYouTubeなどで腰痛に関するストレッチなどを見つけ、セルフで行なうことをおすすめします。
痛み止めや湿布などで対処する方法もありますが、一時的な効果しか得られないため、やはりストレッチやエクササイズなどを行なうと良いでしょう。
専門の医療機関を受診する
左側の腰が痛くなってしまった時の対処法として、専門の医療機関を受診するという点が挙げられます。
左側の腰が痛くなってしまう場合、上記で申し上げたように胃、膵臓、脾臓や腎臓などに内科的な疾患が隠れている場合があります。
筋肉や関節から起きている症状であれば整骨院への受診がおすすめですが、内科的な疾患が疑われる場合は一刻も早く専門の医療機関を受診しましょう。
強すぎる痛み、一向に変わらぬ強い痛み、夜間痛など、普通とは違うな、と感じた場合にはすぐ専門の医療機関を受診することをおすすめします。
まとめ
左側の腰の痛みの原因についてや、左側の腰が痛くなってしまった際の対処法について詳しく紹介しました。
主な原因として考えられるのは姿勢の悪さですが、そのほかにも胃や膵臓などの内臓系の不調も考えられます。
姿勢などの筋肉由来の症状なら整骨院、内臓系の不調なら専門の医療機関を受診するなど、できるだけ早めの行動を取ることをおすすめします。
左側の腰に痛みがあるという人は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
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左側 / 腰の痛み